のぼり旗の基礎知識
商店街や街の中でみかけるのぼり旗。
看板と違って歩道に設置されているせいか、目に飛び込んできますよね。
また、風にひらめくことで、アピールの効果も大きいような気がしませんか。
動きのあるものを人は追いかける習性があるようです。
余談ですが・・・
男性とのデートの際におすすめのアクセサリーは揺れるピアスなんです。
揺れるものを追いかける習性があるので、男性もなんとなく
その女性を目に捉えてしまうそうです。
自分の存在をさりげなくアピールする裏技かもしれません。
のぼり旗もあまり意識することなく普段目にしていますが、実はいろいろ奥深いものなんです。
サイズや細部などこだわりが色々あります。
単に通行人として歩いて見ている時はそれほど意識していないかもしれません。
ですが、実はデザインも様々あります。
これから販促アイテムとしてのぼり旗を作ろうとしている人も、雑学として知識を広げたい人も、のぼり旗のあれこれちょっとかじってみませんか。
のぼり旗は一つの広告です。
すっかり見慣れた感のあるのぼり旗ですが、現在は効果的な
販促アイテム・広告アイテムとして再注目されています。
物やサービスを売る以上、広告がないと何も始まりません。
商品やお店の存在を知ってもらって初めて、その後の販売に繋がります。
広告というとチラシやポスターのようなものを想像するかもしれません。
ですが、のぼり旗はお店に近い場所で大きくアピールできる数少ない広告の一つです。
広告はいろんな広告の形があるでしょうが、のぼり旗ほどわかりやすく、
さらに安いものはないのではないでしょうか?
経費をいかに効率よく使えるかも経営にとっては重要なこと。
また、デザインも多様で、ケースによってアレンジしやすいのものぼり旗の特徴です。
そう考えていくと一回やってみることに意味はあると思います。
のぼりを目立たせる色使いのコツ!補色配色を使いこなして誘目性を上げよう
のぼり旗のデザインは、主に文字内容・配色・レイアウトを構成要素とします。
中でも、目立つのぼりにするためには配色がとても重要です。
目立つ配色をするためには、色のもつ「誘目性」を理解してデザインしなくてはなりません。
これは、意識して見ようとしなくても目に飛び込んでくる度合いを指す言葉で、度合いが高い色は自然に目に入ります。
一般的に、赤や黄色などの暖色系の色が度合いが高い色と言われています。
広告や看板、サインなどの注目を集める必要のある場で活用される色です。
さらに、目立つために重要な構成要素のひとつである文字内容を印象に残すためには、「視認性」を意識することが大切です。
視認性とは、文字の読みやすさを表します。
のぼりには、誘目性と視認性を考慮した配色のデザインが最適です。
この2つの性質を考慮するためには、色の「補色配色」を意識しましょう。
この配色は、色を相環で表した場合に対向する位置にある色同士を組み合わせる配色のことです。
赤と青緑・だいだいと青や、紫と黄緑・赤紫と緑など真逆の性質を持つため、色相の差が大きく、強い印象を与えます。
のぼり旗のデザインで補色配色を用いる場合、彩度の高い色の組み合わせは
目がチカチカして読みにくくなる等、使い方によっては逆効果になることもあります。
白や黒を間にはさむことで解消もできますが、全体の雰囲気が変わってしまうことがあるので注意が必要です。